スタンダードチャータード銀行の口座解約
こんにちは。日本のメディアも対中国進出リスクについて大々的に取り上げるようになってきましたね。対中国のリスクについては昨年の香港国家安全維持法の施行が、各国で大きく影響しているようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35573e084a5179e46d07966b2ae3313a36998aee
さて、前回はシティバンクの口座解約についてのお話をしましたが、今日は香港のスタンダードチャータード銀行の口座解約についてのお話をしたいと思います。香港では日本人にとってHSBCに次ぐ人気の海外銀行なので、弊社へのお問合せも非常に多い銀行の1つです。
多くの日本人が希望するのは現地渡航せずに、スタンダードチャータード銀行の口座解約をして、預金を日本に戻すことです。極論を言ってしまえば、現地渡航せずに預金をお手元に戻すことができさえすれば、口座は残っても、解約になってもどちらでもよいという方がほとんどかと思います。現地渡航しなくても口座解約ができるかどうかは下記の点が非常に重要になってきます。
・口座開設時に提出したパスポートは有効期限内かどうか
・最終御利用日は3年以内かどうか
ご提出したパスポートの有効期限が切れており、新しいパスポートになっている場合は、パスポートのアップデートが必要となり、香港の支店に来ないと解約ができないと言われてしまいます。また出金や送金などの最終御利用日が3年以上遡る場合も、香港の支店に来ないと解約ができないと言われてしまいます。 ここであきらめてしまっている方がおそらくほとんどではないでしょうか。
上記のようなケースで現地渡航を求められてしまった場合でも、お手続きはかなり複雑になってしまいますが、現地渡航せずに口座解約をして、預金をお手元に戻すことは可能です。お困りの方は弊社がサポートさせて頂ければと思いますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。