海外口座が使えない!

HSBC、Standard Chartered Bank、Citibank、Maybank、OCBC、Barclays、Bank of Georgiaなどの銀行を筆頭に様々な海外口座のお手続きをサポートさせて頂いていますが、「海外口座が急に使えなくなった!」というお問合せをよく受けます。

「ATMカードで出金ができない。暗証番号は合っているはずなのに」「デビットカード決済が急にできなくなった」「インターネットバンキングで送金指示ができない」といった内容になります。

理由は様々ありますが、最も多いのは「しばらく利用しなかったために、口座凍結処置がされてしまった」「マネーロンダリングの疑惑がかかった」の2つになります。

一定期間(銀行によって異なるが、おおよそ1年~2年)口座内資金に移動がないと、多くの海外口座は顧客資産保護のため、口座凍結処置がされてしまいます。これを防止するためには、定期的にデビットカード決済をするか、ATMで出金をするか、インターネットバンキングで送金手続きをしておくことです。

次にマネーロンダリングの疑惑がかけられる主な理由としては、オフショアの証券口座やFXブローカーからの出金、入金額と同額の送金を同日に行う、ブラックリストに入っている個人、もしくは法人口座との資金移動が主な原因になります。

前者と後者では手続きの煩雑さに大きな差はありますが、決してご預金が没収されたわけではありません。然るべき手続きを踏めば、口座凍結解除後は元通り海外口座を利用できるようになります。