Standard Chartered Bank香港の口座維持
香港金融管理局が政策金利の基準金利を2%に上げることを発表しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a001a87822e9934501fa3a6b31863a9d888c652
アメリカに追従するように各国が金利を上げる中、金利を上げられない日本は苦しいところです。円安の進行に終わりが見えません。
そんな中、外貨を稼ぐ、外貨を持つということが重要になってきましたが、香港のStandard Chartered BankはHSBCと並んで、最も多くの日本人が口座を持っている海外銀行の1つかと思います。
香港のStandard Chartered Bankの個人口座は1年以上口座内資金に移動がないと、顧客資産保護のため、口座凍結処置がなされてしまいます。具体的にはユニオンペイを利用したデビット決済、インターネットバンキングによる送金、ATMでの出金といった手続きになります。
口座凍結されても適切な手続きを行えば凍結は解除できますが、最終利用日が3年以上遡る、登録のパスポートの有効期限が切れている場合は、現地渡航を求められます。
ところが新型コロナウイルスの拡大により香港渡航が難しくなった今、現地渡航しなくても口座凍結解除をして、元通り利用できるようになるケースが増えてきました。香港にある外国人の資産がどんどん海外へ流出していることも理由の1つしかもしれません。
円安進行が進む中、香港のStandard Chartered Bankの口座を維持して、外貨預金をすることは将来的に大きく役立つ可能性がある中、多くの日本人にとっても口座保持の意義が大きくなっています。