海外銀行をうたった詐欺に注意
海外FX、海外の仮想通貨、海外ファンドなどを装った詐欺は、インターネットで世界中の人が簡単につながることができるようになった今、どんどん被害が増えています。コロナ下で最も忙しい職業は詐欺師なのではないでしょうか。
最近は実際に存在する海外銀行の名前やロゴを利用して、架空のウェブサイトをつくり、そこに誘導して信用させて、資金を振り込ませるという手口が増えているようです。出会うきっかけは、すっかり世間に馴染んでいるマッチングアプリです。いわゆるお友達商法、恋愛商法、ロマンス詐欺といった部類に入るのではないかと思います。
ウェブサイト自体はログインができたり、残高を確認できたり、チャートが確認できたりなど、表面上はとてもよくできていて巧妙です。
ここで注意してほしいのは最後にお金を振り込む先の口座名義です。騙されてしまった人は皆、見ず知らずの個人名義の口座に振り込んでいます。投資資金の振込で個人名義の口座に送金をするといったことは絶対にありませんので、ここで今一度立ち止まらなければいけません。