増々重要になってきた外貨預金
ここのところドル円のレートは急激な上昇に反落する形でドルが下落傾向でしたが、先週末アメリカの雇用統計発表でドル円は1分で2円ほど一気に上がりました。2024年ぐらいまではこのように上下しながら、円安が進んでいくのではないでしょうか。それにしてもボラティリティが大きすぎるのが異常に感じてしまいます。
前回の記事でも書かせて頂いた通り、英国の中央銀行であるイングランド銀行も27年ぶりの利上げを発表しましたし、EUもすでに限界値かと思いますが、米国に追従して利上げをしてきました。
日本は融資を受けている企業や住宅ローンを支払っている人達のことを考慮するとどうしても金利は上げられません。
そうなるとやはり外貨を稼いだり、外貨を増やしたり、外貨預金をするということが大切になってくるのではないかと思います。日本の銀行も外貨預金のサービスを提供していますが、日本の銀行の外貨預金はペイオフの対象外ですし、同じ通貨でも金利は海外銀行に比べると低く設定されています。
この2点はあまり日本人には知られていないことではないでしょうか。日本人の行員が日本語で案内してくれるし、楽だからという理由で多くの日本人が日本の銀行の外貨預金サービスを利用しているかと思います。
せっかく外貨預金をするのであれば、しっかりと高い金利を享受できて、多額の外貨預金をする場合はなおのこと、万が一に備えてペイオフに対応している先進国の海外銀行を利用するのがよいでしょう。