香港と中国共産党政府

おはようございます。新年明けて早々になりますが、香港から不穏なニュースが入ってきましたね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c66fec395637d3231e8e78ad0e3a23f413caae03

弊社ではHSBC、スタンダードチャータード銀行、シティバンクを筆頭に、香港の外国銀行に口座を所持している日本人のお客様のサポートを行っています。香港の外国銀行は積極的に外国人顧客の口座開設、預金を進めてきたこともあり、多くの日本人が口座開設をしてきました。また香港は低い税率を謳い文句に、多くの邦人企業設立を誘致し、HSBCやスタンダードチャータード銀行、シティバンクなどの外国銀行も多くの法人口座を開設してきました。

香港は人民元と他の外国通貨との両替の窓口としての役割を果たしてきたこともあり、中国共産党政府もこれまで香港には手を出してきませんでした。しかしながら、中国共産党政府は金融ハブとしての香港を放棄しつつあるのではないかと感じるような動きをしています。香港内の民主主義の締め付けを厳しくして、香港内の資金が外国に流れていても、中国共産党政府はノーリアクションです。それどころか香港内の外国銀行、HSBC、スタンダードチャータード銀行、シティバンクにも非居住者の顧客管理、新規顧客の審査を厳しくするよう命じ、その代わりに中国メインランドでの営業を許可することで折衷しているように思えてなりません。