パンデミックによる国際郵便への影響

弊社ではHSBCやスタンダードチャータード銀行を筆頭に、海外銀行の口座手続きサポートを提供させて頂いているので、必然的に海外への書類発送を頻繁に行っています。最も多い国は香港と東ヨーロッパのジョージアになります。

香港はHSBCとスタンダードチャータード銀行宛の郵送物がほとんどで、これはおおよそ1週間ほどで到着します。ジョージア宛の郵送物に関しては、パンデミックの影響により、郵便局で送ることができる国際郵便EMSの発送が現在できません。そのため、DHLやFedexなどの民間の運送会社を利用しなければなりません。10日~20日ほどで到着しますが、EMSより発送料金が高くついてしまいます。

余談ですが、なぜジョージアという日本人にはあまり馴染みのない国への発送物が多いかというと、ジョージアの銀行に口座開設をご希望する方が増えているためです。

一方香港から日本宛の郵便はパンデミックの影響により、2ヵ月以上かかってしまっています。香港の郵便事業が相当に混乱していることが推察されます。そのためHSBCやスタンダードチャータード銀行に暗証番号やカードの再発行を依頼した場合、お手元に届くのに相当の日数がかかってしまいます。

中々届かないからと再度発行依頼をした場合、1回目に再発行した暗証番号やカードが無効化されるため、遅れて1回目のものが届いてもご利用することができないので、気をつけなければなりません。