海外銀行の預金を日本に送金する主な方法

しばらく海外銀行で眠らせていた預金を日本に戻したい場合、大体のケースで口座凍結されているため、いきなり送金や出金をすることができないことは、これまで何度かご説明させて頂きました。まず口座凍結解除手続きを行うことで、送金や出金ができるようになります。

海外口座凍結解除後に預金を日本に送金する方法は主に下記の方法になります。

・ご自身でインターネットバンキングが操作できるようになれば、自分のアカウントにログイン後、インターネットにて送金指示

・いわゆるテレフォンバンキングというシステムで、電話口で銀行の担当者に口頭で送金指示を出し、暗証番号をプッシュボタンで入力して認証が完了の後に送金

・登録住所宛に小切手を送ってもらう

・書面にて送金指示書を作成し、サインをして郵送。受理されればおおよそ3週間から4週間ほどで着金します

・ATMカードが利用できるようになり、暗証番号がお手元にある場合はセブン銀行などで少しづつ出金をしていく。ただしセブン銀行の場合、海外銀行から引き出しは1回につき上限が10万円と決まっています。また海外銀行側の設定が、国外ATMでの1日の上限が決められている場合もあるので、こちらも設定を確認しなければなりません。