ジョージアラリ、GEL続落中
東ヨーロッパのジョージア(かつてグルジアと呼ばれていた国)という小国は、知る人ぞ知る金利が高いことで有名な国の1つです。2大銀行のBank of GeorgiaとTBCは共に2年の定期預金で10%以上の金利を提供しています。また2022年現在CRS非加盟国でもあります。
そのため弊社のお客様でも多くの方が銀行口座を持っていますが、ジョージアは現在戦争中のロシアと国境を接しており、黒海を挟んだ斜向かいにウクライナもあり、戦場と地理的に近い国となっていることから、ジョージアの通貨であるジョージアラリが連日相場で値を下げています。
コーカサス地方に位置するジョージアという国は北にロシア、南西にはトルコと大国と国境を接しており、少し南東にはイランもあり、地政学上非常に厳しい国で、古代より何度も侵略や紛争に巻き込まれてきた歴史があります。
かつてソビエト連邦の一部だったジョージアですが、今回のロシアのウクライナ侵攻を受けて、承認されるかはわかりませんがEUへの加盟申請も行いました。
そんなジョージアですが、現在ジョージアラリが下落していることで、逆に「今が買い時!」ということで、弊社への口座開設のサポート依頼が増えています。ジョージアの銀行は現地渡航することなく、遠隔で口座開設できることが人気の要因の1つとしてあるのでしょう。