東ヨーロッパのジョージアに銀行口座開設

ヨーロッパと中東とアジアの境目であるコーカサス地方の小国ジョージアをご存知でしょうか？かつてグルジアと呼ばれていた国です。2022年現在EUにも加盟しておらず、CRSも非加盟です。

そのジョージアの2大民間銀行であるBank of GeorgiaとTBCは、現地渡航することなく、日本にいながら遠隔で口座開設をすることができます。

海外銀行に口座開設をする時はマイナンバーか納税番号の登録が必須項目ですが、ジョージアはCRS非加盟なので、この２行は登録の必要性がありません。各国の税務局に残高や取引の提出義務がないためでしょう。かつての香港やシンガポールも納税番号の提出は不要でしたが、CRS加盟以降はこれらの番号の登録が義務付けられています。

Bank of GeorgiaとTBCは共にロンドンの証券市場FTSEに上場しており、前者はFTSE350銘柄、後者はFTSE250銘柄に選ばれている優良企業です。日本でいう日経225に選ばれている銀行とお考え頂ければわかりやすいかと思います。

銀行口座開設後はデビット機能付きのキャッシュカードが送られてくるので、カード決済も可能ですし、ATMで出金をすることもできます。またインターネットバンキングを利用しての残高照会や送金手続き、定期預金の利用や証券口座でエクイティ投資をすることもできます。

なかでも定期預金は一番人気があり、2年の定期預金でジョージアラリは10％越え、日本円でも2%の金利を享受することができます。