遠隔でシンガポールに銀行口座開設

金融立国のシンガポールにはDBS、UOB、OCBCといった自国のメガバンクはもちろんのこと、HSBC、Standard Chartered Bank、Citibankといった外資系の海外銀行も大きな支店を構えています。

基本的にシンガポールの海外銀行は現地渡航をしないと口座開設の申込を受け付けてくれません。しかしながら新型コロナウイルスの拡大以降、海外渡航が難しくなったことで、一部の銀行で口座タイプによっては現地渡航することなく、遠隔での口座手続きを受け付けてくれるようになりました。

マレーシアの第一行であるMaybankシンガポール支店はプレミアタイプ以上の口座であれば、日本から出ることなく口座開設をすることができます。

最低預金額が300,000 SGD(現在のレートで約30,000,000円)、口座開設後はインターネットバンキングで残高照会や通貨両替、海外送金ができるようになります。またデビット機能付きのATMカードが郵送されてくるので、カード決済はもちろんのこと、セブン銀行やゆうちょ銀行のATMで日本円として出金することもできます。

プレミア以上の口座になるとファンドマネージャーが各顧客について、それぞれ希望に沿ってポートフォリオを組むことができます。シンガポールでしか買うことのできないファンドや債券を中心にした保守的な運用がとても人気があります。