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どんどん難しくなるアメリカの銀行口座維持

海外赴任、留学、一時滞在などでアメリカの銀行に個人口座を開設した日本人は多くいます。有名どころだとCitibank、Chase bank、Bank of America、Wells Fargoといったメガバンクになりますが、Truist bankやUS bankといった中堅、地銀系の銀行に口座開設された方も多くいるようです。

現地在住時は何も問題ありませんが、すでに帰国して日本に住んでいて、銀行への登録住所が日本になっている場合、口座の維持が年々難しくなっており、現住所がアメリカ国外の場合、銀行側で口座凍結処置がなされてしまい、資金が動かせなくなってしまうケースが増えています。

イギリス、スイス、シンガポールなどの金融立国やオフショア系の国以外の国は、海外在住の外国人口座の維持を年々厳しく取り締まっています。その中でもアメリカは最も厳しい国であるといえるでしょう。

ある日突然、ATMカードやデビットカードが利用できなくなった、インターネットバンキングにログインできなくなった、送金ができなくなったという事象が起きた場合、口座凍結されている可能性が高いです。

口座凍結の理由が上記の場合、口座凍結解除をして以前のように口座利用をすることは難しいですが、口座解約であれば、預金を指定の銀行口座に送金してお手元に戻すことができます。