円転のタイミング
金融緩和の最後の砦だった日本銀行がとうとう事実上の利上げを発表しました。これによりドル円のレートは132円台まで落ち着きを取り戻してきました。
海外銀行に外貨預金を持っている人はどのタイミングで日本円に円転をしようかと考えていたかと思うのですが、1ドル150円までいったことを考えると今円転をするのは損という気分になってしまうのが投資家心理ではないかと思います。
ただここで重要なのはどのレートの時に外貨預金を始めたかということではないでしょうか。おそらくほとんどの方は少なくとも1ドル101円~108円の為替レートの時に外貨購入をしているのではないかと思います。つまりたとえ今円転をしても1ドルあたり20円以上も為替差益を得ることができるのです。
日本銀行が金融緩和をストップしたことで、これ以上円安が大きく進むことは考えにくいため、今が外貨引き上げ、円転のタイミングとしては悪くないのではないでしょうか。
海外銀行の口座は平均して1年~2年以上、口座内資金に移動がないと口座凍結されてしまいます。入金や自身の口座内で移動するだけでは取引にカウントされず、出金か送金、カード決済を1年に1回は行っている必要があります。
お心あたりのある方はまずは弊社サポートセンターまでお気軽にご相談くださいませ。