HSBCの口座凍結

今日は電話応対でうっかりなことを言ってしまい、HSBCの口座凍結がされてしまった方のお話です。

状況は、ログインの際にID、パスワードの誤入力を繰り返してしまい、アカウントロックされてしまったので、英語がしゃべれる秘書にHSBC香港へ電話をしてもらった。ところが、秘書の方が「ご本人様ですか?」という質問に「はい」と答えてしまい、後の質疑応答で、なりすましを疑われて、「本当にご本人様ですか?」という質問に対して、「実は私は秘書で隣に本人がいます」と回答してしまい、「なぜ嘘をついたのですか?」と詰められたあげく、最終的に「本日はもう対応できませんので、後日ご連絡ください。口座も凍結致します」と言われてしまったそうです。

このケースのように何とかご自身で頑張って対応しようとした結果、より悪くなってしまった状態で、ご相談にいらっしゃる方は多いです。できれば、問題をこじらせる前にお越し頂く方が、スムーズにお手続きをサポートできますし、口座凍結が解除されるまでの時間も圧倒的に短縮されるので、お互いに良いのですが・・・

一度「なりすまし」を疑われてしまうと、銀行側も当然より厳しく本人確認やKYCを行ってきますので、それなりの準備が必要になってきます。またずっとマークされてしまいます。

とはいえ、取引停止になっているわけではないので、きちんと手続きをすれば、口座凍結は解除されますので、ご安心ください。