海外銀行の法人口座開設について

こんにちは。シルバーウィークはいかがお過ごしでしょうか。せっかくの連休ですが、まだまだ旅行に行きづらい時勢で、大変残念ですね。

さて、今日は前回の記事でお約束しました、海外銀行に法人口座を開設する際の、各銀行別の条件についてご紹介します。

HSBC(香港)開設時最低預金額:50,000 HKD

Bank of East Asia(香港)開設時最低預金額:50,000 HKD

DSBC(リトアニア)開設時最低預金額:3,000 EUR

OCBC(シンガポール)開設時最低預金額:10,000 USD

UOB(シンガポール)開設時最低預金額:1,000 USD/SGD

CIM Bank(スイス)開設時最低預金額:10,000 USD/CHF

MauBank(モーリシャス)開設時最低預金額:5,000 USD/EUR/GBP

CBiBank(プエルトリコ)開設時最低預金額:0 USD

Euro Pacific Bank(プエルトリコ)開設時最低預金額:500 USD

Belize Bank International(ベリーズ)開設時最低預金額:1,000 USD

上記が人気のある海外銀行、いわゆるオフショアの銀行ですね。最も人気があるのが、HSBC香港ですが、同行は度重なる制裁措置を受けていることにより、近年益々、口座開設時の審査を厳しく行っていることに加え、中国政府の政策により、香港の情勢が先行き不透明なことから、シンガポールやモーリシャス、ベリーズなどの国の海外銀行の人気が上がってきていると、個人的に感じています。

プエルトリコのCBi Bankは該当の法人の51%以上の株主が中国人であることと、香港に登記されている法人は開設時に追加で740USDの手数料が発生するという条件があります。

シンガポールのUOBは日々の残高が80,000USD以上あることという条件があります。

ご興味のある銀行がありましたら、その他条件や詳細など、お気軽にお問合せください。

次回は上記の各国別に、法人設立の詳細、条件等についてご紹介できればと思います。

それでは、

Have a nice long weekend!