海外銀行の口座凍結について

皆さん、おはようございます。残暑も過ぎて、東京は気持ちのよい秋晴れですね。

先日、「海外銀行の口座凍結ってそもそも何?」、「凍結されていると海外銀行の口座はどうなるの?」、「何をやってしまったら、口座凍結されるの?」というご質問を頂いたので、今日はそれについてご説明できればと思います。

まず、「口座凍結」とは、口座が消滅してしまうわけではありません。一時的にほとんどの取引ができなくなってしまうということです。適切な口座解除手続きを行えば、元通りの取引ができるようになります。

次に口座凍結されている状態ですと、主に引き落としや出金、送金ができなくなり、凍結された口座を引き落とし口座に指定しているクレジットカードが使えなくなってしまいます。インターネットバンキングにログインしての残高照会は、できる海外銀行とできない海外銀行があります。受金については、口座凍結されている状態でも、多くの海外銀行が受け付ています。

海外銀行の口座が凍結してしまう主な理由としては、「一定期間、出金や送金、カード決済などの取引を行わなかった」「マネーロンダリングの疑いをかけられるような取引があった」「なりすまし犯罪の疑いがある」になりますが、弊社にお問い合わせ頂くお客様のほとんどが、「うっかり放置してしまい、しばらく利用しなかった」という理由で口座凍結されたというケースが90%以上ですね(笑)。