海外銀行(香港編)

おはようございます。今朝、BBCのニュースをみていたところ、香港からまた不穏なニュースが入ってきましたね。昨日、中国共産党政府は、全人代常務委員会という年に1回ほど行う決定会議で、香港立法会議員に中国共産党への忠誠心を要求することを決定したとのことです。併せて民主派議員4名の資格を剥奪しました。とんでもない暴挙ですね。

海外銀行の手続きサポート業務をしている中で、お客様の多くが香港のHSBCやスタンダードチャータード銀行に預金をしていらっしゃいます。香港の情勢については、引き続き注意深くウォッチしていきたいと思います。

さて、海外銀行の口座凍結が1番多いお問い合わせですが、その中でもHSBCは1番お問い合わせが多い銀行です。現在はものすごく口座開設の審査が厳しくなってしまいましたが、HSBCとスタンダードチャータード銀行は、日本在住でも口座維持手数料がかからないタイプの口座が所持できるので人気があります。他のオフショアの海外銀行のほとんどは、口座維持手数料がかかります。先日の記事でもご紹介しましたが、月間5ドル~30ドルほどです。また口座凍結の解除をするのにも、手数料が発生する海外銀行もあります。手数料とりすぎですね。

ちなみにHSBCは口座凍結されても、凍結解除自体の手数料をHSBCがとることは、今のところありません。