海外銀行の法人口座

皆さん、おはようございます。天気もよく、特段大きなニュースもない平和な日曜日ですね。

今日は海外銀行の法人口座についてお話したいと思います。法人口座についてのお問い合わせも、個人口座と同じくらいよくあります。香港のHSBC、マレーシアのMaybankや各国のCITI Bankが多いですが、お問い合わせ内容は個人口座と同じく、口座凍結の解除のご依頼が多いですね。法人口座もしばらく利用しないと、個人口座と同じように口座凍結されてしまいます。口座凍結の防止方法としては、出金、送金、カード決済を月に1回はしておくことです。受金や引き落としは口座をアクティブに利用しているとはみなさない海外銀行が多いので、注意しましょう。

また法人口座は個人口座と違い、定期的に抜き打ちで銀行から監査が入ります。事業内容や営業拠点が変わっていないかどうか、今後の事業計画や見込み売上などをヒアリングされ、登録情報のアップデートを求められることがあります。ここで問題が発覚したり、何か審査にひっかかるような情報のアップデートをしてしまうと、口座凍結されてしまいます。多くの海外銀行は法人口座に対して、このような監査を行い、マネーロンダリングの防止に目を光らせています。やましいことはしていなくても、疑われた時点で海外銀行は口座凍結をしてきますので、気をつけましょう。