仮名で口座がつくれる海外銀行

おはようございます。新型コロナウイルスの再拡大が広がっていますね。経済活動を再び止めるのは苦しいので、このまま半クラッチで突っ走るのでしょうか。Go toトラベルと3密回避要請など、アクセルとブレーキを両方踏んだ状態で走っているような感じがします。

さて、海外銀行の口座に関する一番多いお悩みは口座凍結ですが、弊社で凍結解除のサポートをさせて頂いた後に、別の海外銀行にも口座を開けたいというご要望もよくあります。そこで仮名での銀行口座開設が人気があります。日本の銀行ではつくれないですよね。海外銀行でもつくれるところは一部ではないでしょうか。脱税やマネーロンダリングの温床になってしまいますからね。しかしながら、日本でも富裕層を中心とした一定のニーズがあるのは事実です。

リヒテンシュタインというヨーロッパの小さな国はご存知でしょうか。スイスとオーストリアの間にある国で、世界大戦以前から非武装の永世中立国を維持している国です。スイスと関税同盟を結び、安全保障をスイスが担っています。銀行預金においてスイスと同じく秘匿性が高く、また以前はタックスヘイブンでしたが、2009年以降はリストから外されています。

そのリヒテンシュタインで4番目に大きいベンドゥラ銀行が、日本人にも仮名口座を提供しています。いわゆるプライベートバンキングになりますが、一般的に海外銀行のプライベートバンキングは預金額3億円~5億円からサービス提供と言われておりますが、ベンドゥラ銀行は約3000万円の預金からプライベートバンキングサービスを受けることができます。富裕層向けのサービスなので、口座維持費が他の海外銀行に比べると少し高めです。