海外銀行の口座活用方法(金利編)
こんばんは。ここのところBBCのウェブサイトで、和歌山県の世界遺産、熊野三山が紹介されているのを見かけます。神社や和紙、温泉が紹介されています。
さて、海外銀行の口座凍結を解除させて頂いた後に、「海外銀行に口座をつくったけど、どう活用するのがよいですか?」とよくご質問があります。皆様にまずお伝えしているのは、ほとんどの国の金利は日本の銀行よりもいいので、寝かせておくだけでもメリットがあるということです。
日本の銀行の預金金利は普通口座だと0.001%辺りを低空飛行していますし、定期預金でも0.002%ほどです。金利が低いシンガポールの海外銀行でも0.2%ほどはあります。香港のHSBCは普通預金で約0.35%、定期預金では0.7%ほどまで上がります。他にも人民元での預金になれば3%~7%もある海外銀行が香港にはあります。タックスヘイブンとして知られるモーリシャスやセイシェルは、モーリシャスで約2%、セイシェルで約3.5%など、非常に高い金利です。シンガポールに次ぐ東南アジア第2の経済力を持つマレーシアは、Maybankのような大手の海外銀行でも、定期預金だと低くても年利2.1%ほどの数字を出しています。
万が一海外銀行の口座に預金している資金を急遽日本で利用する必要が出てきた時も、1か月に300万円~500万円ほであれば、これで足りないか十分かは人それぞれになってしまいますが、日本国内の都市銀行で受金することも難しくはありませんし、日数も長くはかからないことが多いです。
海外銀行の個人口座は年々貴重なものになってきているので、お持ちの方は口座凍結を解除して、有効にご利用されてみてはいかがでしょうか。