海外銀行の口座活用方法(保険編)

皆さん、こんばんは。3連休の中日になりますが、いかがお過ごしでしょうか。新型コロナウイルスの再拡大で遠出がまたしにくくなってしまいましたね。

さて今日も前回に引き続き、海外銀行に口座開設をしたのはいいけど、どう活用していいかよくわからない、開設を検討しているけどどんなメリットがあるか、口座凍結を解除した後にどう活用していこうか、こういったことを考えていらっしゃる方向けにお話ができればと思います。

前回、海外銀行は日本の銀行より預金金利がよいケースがほとんどなので、ご自身の資金を寝かせておくだけでもメリットはありますというお話をしました。では他にはどんなメリットがあるのかというと、例えば日本では買えない保険商品が購入しやすくなるということです。日本でもアクサ生命やプルデンシャルといった外資系企業の保険商品を購入することができますが、海外には日本では販売していない保険商品もたくさんあり、よりニーズにあった商品を購入しやすくなります。選択肢が広がると考えて頂くのがよいでしょう。 積立系の長期資産形成の保険商品は特に日本のものと大きく異なっていると思います。日本の多くの保険会社は利率の低い日本国債を多く所持しているので、顧客の利回りも低くなりがちですが、外国の保険商品にはもっと利回りのいいものがたくさんあります。香港のHSBCやスタンダードチャータード銀行に海外口座を持っていらっしゃる方は、HSBC InsuranceやStandard Lifeの保険商品を持っている方が多い印象です。ちなみにスタンダードライフ社はロンドンのFTSE100にずっと入っている超優良企業ですね。