スタンダードチャータード銀行口座の凍結解除
おはようございます。先週からお話している香港情勢ですが、HSBCだけでなく、他の銀行も含めて、預金の海外流出が止まらないようですね。今朝のヤフーニュースにも下記のニュースが上がっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/84e422169ea54ef2fd3465ecbfa9d1e2408c1a08
先週のニュースではHSBCの口座凍結のみが取り上げられていましたが、今日のニュースによると、スタンダードチャータード銀行やハンセン銀行なども、口座凍結措置を行っているようですね。
スタンダードチャータード銀行はHSBCと同じく、香港外に住んでいる外国人の預金を集めるために、外国人のための個人口座、いわゆるオフショア口座開設を積極的に進めてきた、英国系の海外銀行です。香港は地理的に日本からも近く、日本居住の多くの日本人も個人口座を開設しています。
スタンダードチャータード銀行もHSBCやシティバンクなどの他の海外銀行と同じく、口座を一定期間以上放置してしまうと、口座凍結がされてしまいます。スタンダードチャータード銀行の場合は、1年以上、送金や出金などを行わないと口座凍結されてしまいます。もしすでに口座凍結されていて、放置してしまっているという方がいらっしゃいましたら、パスポートの有効期限にご注意ください。スタンダードチャータード銀行の場合、口座開設時に提出したパスポートの有効期限が切れている場合、口座凍結解除の手続きが相当長丁場になってしまいますので、なるべく早めに口座凍結解除をしましょう。