ジョージアの預金金利
皆さん、こんにちは。香港の民主派、黎智英氏の釈放が認められたというニュースがBBCで取り上げられました。
https://www.bbc.com/japanese/55433986
HSBCやスタンダードチャータード銀行などの香港の銀行と取引がある人たちは、引き続き香港情勢を注意深くウォッチしなければいけませんね。
さて、アラビア半島の根本に位置するコーカサス地方のジョージアという国をご存知でしょうか?かつてはグルジアと呼ばれていた国で、1991年に独立宣言をしてから、ジョージアと呼ばれるようになりました。スイートワイン発祥の地として知られています。
実はこのジョージアという国は預金金利の高さで注目を集めています。ジョージアの通貨単位はジョージアラリといい、「GEL」という表記になりますが、何と金利が10%を超えています。100万円預金すれば、一年後には110万円となり、10万円の利益を生むことになります。日本の金利は0.001%なので、驚きの高さです。
ジョージアという国はアジア文化と中東文化、ヨーロッパ系の文化がちょうど入り混じる場所に位置しており、古代より常に侵略の危機にさらされることが多く、いわゆるカントリーリスクが高いために必然的に金利が高くなると推察できます。
しかしながら、ロンドンの株式市場に上場しているようなメガバンクもあり、そのような大手銀行でも10%という高い金利になっています。なおかつマルチカレンシーで様々な通貨を持てて、日本円で預金をしても1%という金利がつきます。
ジョージアはITが発展した国であり、残高照会や送金指示も全てインターネットで行うことができ、デビットカードやクレジットカードで預金を決済に使うこともできるため、流動性に関しても申し分がありません。
日本国内で購入した投資信託の元本割れリスクや不動産投資の損失リスクなどと比べてみると、ジョージアに預金して金利で資産を増やすという選択肢は、ローリスクハイリターンの運用手段として、おおいにありだと思います。
弊社ではジョージアだけでなく、様々な国の海外銀行の口座開設サポートも行っております。現地渡航しなくても、遠隔で口座開設できる海外銀行も多数ございます。海外銀行に口座開設をご検討されていらっしゃる方は、まずはお気軽にご相談くださいませ。