HSBCのいま③
こんばんは。1月もあっという間に月末が近づいてきましたね。2月7日に緊急事態宣言が解除されるのか、それとも延長になってしまうのか、メディアで連日議論されておりますが、難しいところですね。確かに感染者数は減っていますが、目論んでいたほどは減少していません。宣言解除ができるまでの感染者数に何とか減少してほしいです。
さて、今日もHSBC関係のニュースが気になりました。IT関連への積極的投資とプライベートバンキング事業に力を入れていくとのことで、先日の記事でもご紹介しましたが、HSBCはアジア、特に南アジアでの事業拡大に力を入れていくと発表しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/56888d33b1c81d584c033bb8fab4db6b33194bb1
南アジアとは言っているものの、実際は中国メインランドでの顧客獲得に一番力を入れていくのではないかと感じます。中国共産党政府の意向に従って、民主派元議員の口座凍結をするなどの処置をみると、政府の意向に従うことで、メインランドへ事業拡大しやすいようにしているのではないかと思えます。確かに10億を超えるマーケットが存在する中国メインランドはHSBCにとって非常に魅力的なのは明らかです。
そうなってくると、外国人の口座管理はKYCやCRSの観点から、口座維持に手間がかかってしまうことが予想されます。日本人がオフショア口座としてHSBC口座を開設するのは、今後ますます難易度が高くなっていく可能性もあるでしょう。すでにHSBC口座をお持ちの方は個人・法人を問わず、ますます貴重なものになっていくかもしれません。