海外預金を日本へ送金

以前海外に住んでいた、資産運用のために外貨預金をしている、外貨収入があるなど、様々な理由でHSBCやスタンダードチャータード銀行、シティバンクなどの海外の外国銀行の口座に預金をお持ちの方が、その預金を日本に送金したいという時があるかと思います。

首都圏に住んでいらっしゃる方であれば、UFJやSMBCなどの都市銀行で受金すれば、問題ありませんが、地方に住んでいらっしゃる方ですと、地方銀行や信用金庫を日頃ご利用されていたり、大手都市銀行の支店がない地域があります。地方銀行や信用金庫だと国際送金を受け付けてくれないことがありますので、楽天銀行やソニー銀行などのネット銀行を開設しておくことをオススメします。

また送金額が100万円を超えてくると、送金元の外国銀行から電話がかかってきて、KYC関係を中心に質疑応答をしなければならないことが多々あります。もちろん英語での会話です。ここでミスコミュニケーションが発生すると、不正ログインやなりすましを疑われてしまい、海外送金依頼を受理してくれないだけでなく、口座、及びカードの凍結がされてしまいます。

この場合の口座凍結は、一定期間利用がなかったことによる口座凍結よりも、解除手続きの難易度が高くなってしまうので気を付けましょう。