HSBCのいま⑦
こんばんは。HSBCがいかに香港、中国市場に頼っているかがわかる記事になります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/76f41ccad86c1e73b6234ccae60ffb7c852301b7?page=2
記事にもあるように、収益のほとんどを香港と中国本土に頼っているとなると、中国共産党政府の方針に従うことは間違いなく、先日の元民主派議員の口座凍結措置という対応にもうなずけます。
HSBCはアジアでの営業に重きを置いていくと発表しており、シンガポール支店もそこに含まれているようなニュアンスの発表でしたが、実際のところは中国市場に相当偏った事業戦略を練っているように見受けられますし、そうせざるをえないのではないかとも考えられます。
そうなってくると、我々日本人を含む、中国人以外の外国人は共産党政府の方針にも注意しながら、香港のHSBCを活用していかないといけないのではないでしょうか。外国人の口座凍結措置もされているようなので、中国人をけしかけての民主化活動や政府批判をするような行為をすれば、日本人の口座さえも凍結させられかねないので、注意しなければなりません。
ただHSBC Oneという口座に統合したり、マスターカードのデビットカードを発行するなど、HSBC香港は昨年から新しいサービスを続々とリリースしており、利便性は間違いなく上がってきているので、有効活用したいところです。