海外銀行のいま(マレーシア編)

こんにちは。今日はマレーシアの海外銀行についてのお話をしたいと思います。マレーシアの銀行といえば、最大手がMaybankになり、それにCIMBが続きます。Maybankはマレーシア国内の預金額では群を抜いており、CIMBはマレーシア国内だけでなく、近隣諸国にも力を入れて、東南アジア全体で勝負しているような感じがある銀行です。

東南アジアでのマレーシアは経済規模でシンガポールに次ぐ第2の先進国であり、また治安もよく税金が比較的安いこともあり、多くの日本人が住んでいる国の一つです。そのため、以前マレーシアに住んでいたが、現在は日本に帰国しており、口座をそのままにして放置してしまったため、口座凍結されてしまったというお問合せがよくあります。

この場合は、口座凍結解除をすることはできますが、凍結解除後に引き続き口座を利用し続けることはできないケースが多いです。あくまでマレーシア国内に居住している人に向けて提供されている銀行口座だからです。口座凍結解除後は速やかに残高を別の銀行口座に移し、口座解約のお手続きをすることになります。

MaybankもCIMBもそうですが、マレーシアの銀行は対応が遅く、口座凍結解除、残高の送金、口座解約まで、少なくとも1か月はみておかなければなりません。

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