海外銀行で外貨預金

円安の進行が止まりません。コロナ前は100円ちょっとで推移していたドル円の為替相場も130円に届きそうな気配です。この2年で円の価値が約30%も下がったことになります。今後も円が上がりそうな要因がないため、年内に150円まで一気に上がってしまう可能性も低くはないのではないでしょうか。

そこで今のうちの外貨預金も始めようと考えていらっしゃる方が増えてきました。日本の銀行でも米ドルなどの主要通貨であれば外貨預金をすることができますが、日本の銀行の外貨預金では本国のような金利を享受することはできません。つまり日本の銀行、UFJやSMBC、みずほ銀行のドル口座よりも、シティバンクやBank of Americaといったアメリカの銀行のドル口座の方が金利が高いということです。

また日本の銀行の外貨預金は、預金保険制度であるペイオフの対象外です。先進国の銀行であればどこも約1000万円あたりをラインに顧客の預金は保証されています。万が一銀行が破綻しても1人あたり約1000万円までは預金が保証されるということです。
日本の銀行でも円預金であれば1000万円まで保証されていますが、外貨預金は保証が一切ありません。金利も低く預金も保証されていないのであれば、海外銀行の外貨預金の方がメリットは高いと言えるでしょう。

コロナ下の現在、現地渡航することなく口座開設できる海外銀行はいくつかありますので、ご検討されてみてはいかがでしょうか。