シンガポールのプレミア口座
ドル円のレートが年初来最高値の142円台を一時記録しました。日経平均株価も順当に上がり続けています。海外投資家からの資金が日本の株式市場に流入し続けているのは、日本企業の内部留保の多さは活用方法次第でさらに大きく成長できるという評価でしょうか。
さて、前回は人気の海外銀行としてリヒテンシュタインのBendura Bankをご紹介しましたが、今回は同じく人気の高いシンガポールのMaybankをご紹介したいと思います。
Maybankはマレーシアで最も大きな銀行で、与信、預金額、支店数全て国内ナンバーワンになります。そのMaybankのシンガポール支店のプレミア口座であれば、シンガポール非居住者の日本人でも現地渡航することなく、遠隔で口座開設をすることができます。
反社会的勢力でない、金融犯罪歴がないという大前提のもと、条件はただ1つ、300,000SGD(約3000万円)以上預金をすることだけです。口座開設後はインターネットバンキングで残高照会や送金手続きを自由に行えますし、デビット機能付きのカードが発行されますので、世界中のATMで出金ができるのはもちろんのこと、カード決済をすることもできます。
またマルチカレンシー口座のため、シンガポールドル口座だけでなく、米ドル、ユーロ、円、ポンドといった主要通貨別に口座をもつことができます。各通貨の定期預金口座もあるため、現在は米ドルの定期預金口座が高人気となっております。
また担当のファンドマネージャーが付き、シンガポール証券市場でしか購入できないファンドや債券で運用をすることもできます。