英国領のHSBC
本日ドル円が143円台を記録しました。日本銀行が金融緩和継続の方針を変更しないうちは、長期的にみて円安が続いていくのではないでしょうか。外貨預金をお持ちの方には朗報ですね。
さて本日はHSBCについてご紹介したいと思います。香港のHSBCに口座をお持ちの日本人はたくさんいらっしゃいます。日本人の口座保有数が一番多い海外銀行がHSBC香港ではないかというぐらいたくさんの日本人がHSBC香港に口座を所持しています。
しかしながら、中国共産党政府の政策を理由に、香港に資産を持つことにリスクを感じる方が多く、HSBC香港の口座解約や他国への資金移動がここ2、3年で急増しました。そこで香港のHSBCから他国のHSBCに預金移動をすることが選択肢の1つとしてあります。
HSBCはイギリス本国はもちろんのこと、シンガポールやマレーシアといった東南アジア諸国や英国領オフショア系の島にも支店を展開しています。その中でもジャージー島というドーバー海峡の南に位置する離島のHSBC支店では、現地渡航することなく口座開設をすることができるのでとても人気があります。
最低預金額は50,000ポンド、日本円で約1,000万円弱で、デビット機能付きのキャッシュカード、インターネットバンキングも利用することができます。現在は金利が高いため、Super Saving Accountという定期預金と普通口座の中間ぐらいにあたる口座の利用が人気を博しています。