海外法人の銀行口座解約と残高送金
アメリカやイギリスなどの先進国でビジネスを展開するために現地法人を設立していたものの、撤退をして法人を閉めたというケースは多くあるかと思います。
またオフショアブーム時にシンガポールや香港、マレーシアのラブアン、セイシェルやBVI(British Virgin Island)といった国に資産管理法人をつくったものの、うまく利用することができず、法人を閉めたというケースも多くあります。
法人自体は更新手続をせず、法人登録料を支払わなければ自動的に法人はクローズされますが、法人に紐づく銀行口座は長年放置すれば銀行側でクローズ手続がされるものの、残高は送金手続をしなければ手元に戻すことはできません。
そのため法人は閉じたものの、残った現預金をそのまま放置してしまっているというケースが大変多くみられます。銀行口座がアクティブ時に全て残高を引き上げてしまえば手続はとても簡素なのですが、こういったケースの場合口座凍結されていたり、すでに口座閉設されていることが多いため、手続がとても煩雑なため、つい先延ばしにしてしまいがちなようです。
この場合、現地渡航して海外銀行の支店で店頭手続をしても、書類不備などで費用と時間をかけて海外渡航したにも関わらず、残高を受け取れないというケースも多々あります。法人口座は個人口座よりも揃えなければならない書類が多く、手続も煩雑なためきちんと銀行員とコミュニケーションをとらなければなりません。
海外銀行の法人口座解約と残高送金でお困りの方は、まずは弊社サポートセンターまでお電話かメールにて、お気軽にお問合せくださいませ。