UOB銀、法人口座のデジタルバンキング刷新へ

皆さん、こんにちは。今日から10月に入り、今年も残すところ3カ月となりましたね。

さて、香港から資金を引き揚げる人が増えてきているというお話は何度かさせて頂きましたが、その引き揚げ先として、シンガポールはアジアの金融都市として、改めて注目するに値すると思います。共同通信に以下の記事が掲載されました。

シンガポールのUOB銀行は9月 30 日、法人顧客向けのデジタルバンキングサービスを刷新すると発表した。利便性や海外送金時の透明性などを高めるのが狙い。シンガポールを皮切りに、順次他国・地域にも広げる。新たなデジタルバンキングの名称は「UOBインフィニティー」。ウェブサイトだけでなく、モバイルアプリとしても提供する。さまざまな情報を一覧にして分析するダッシュボード画面は、法人顧客が自由に設定できるようにし、分析性を高めた。各種支払い、国内銀行間の送金、海外送金は、モバイルアプリを通じてスマートフォンでも行えるようにし、利便性を向上させる。海外送金の過程では、送金から着金までタイムラグが発生する。法人顧客からの問い合わせの2割は、「海外送金が完了したか」などを確認するものが占めているため、送金の完了通知がリアルタイムで顧客に届くようにした。中継銀行で発生する手数料の詳細なども通知し、透明性を高めている。

UOBはシンガポールのほか、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、中国など19 カ国・地域で事業を展開している。