シンガポールと香港、銀行のいま
こんにちは。東京は今日も気持ちの良い秋晴れですね。
ここ最近の為替相場をみていると、ドルが105円台から大きく動かず、ボラティリティが低いので、海外投資や投資先からの資金の引上げ、国際送金などを行うには、為替リスクが低く、好都合なことが多いかもしれません。やはりアメリカ大統領選挙が終わるまでは、どの投資家も様子見で、相場が動きにくいのでしょうか。日本のメディアはバイデン優性の報道ばかりですが、日本語に訳されていないような海外メディアだと、バイデン優性の報道ばかりではないという印象です。
さて、ここのところシンガポールの銀行と香港の銀行が共に、顧客に向けて新サービスのリリースやその発表を行っています。先日はシンガポールのDBS銀行が日本のセブン銀行と提携し、セブン銀行のATMからDBS銀行の口座に預金ができるようになると発表しましたし(https://gold-t.tokyo/?p=430)、今月27日からはHSBCがこれまでのAdvanceタイプの口座をHSBC Oneという新タイプの口座に移行し、その他26の基本サービスを無料にするという発表も9月15日に行っています。(https://gold-t.tokyo/?p=337)
香港から資金を引き上げる投資家引き留めのための新しいサービスと、資金の引上げ先として預金獲得を目指すための新しいサービスをリリースするシンガポールの銀行という競争構造になっているという見方もできますね。