海外銀行の外貨預金と国内銀行の外貨預金
ドル円のレートは145円を超えたまま、円安が進行しています。各国の中央銀行が金利を上げたことにより、円が弱くなっているのは明らかですが、その中で外貨預金のお問合せがたくさん入っています。
最も多いご質問の1つが、本日のタイトルでもある「海外銀行の外貨預金と国内銀行の外貨預金は何が違いますか?」になります。
この回答はとてもシンプルで同じ通貨でも金利が異なっています。米ドルであればアメリカのCitibankやBank of Americaの方が日本の三菱UFJ銀行や三井住友銀行のドル口座より金利が高く、ポンドであれば英国のHSBCやBarclays、ユーロであればフランスのBNPパリバやオランダのABNAmroの方が金利が高いです。
日本の銀行でドル預金をした場合、ドルはアメリカの中継銀行に預けられており、国内銀行はその資金を顧客の口座に記帳しているだけです。日本の銀行が直接ドル資金を運用しているわけではないので、事務管理コストの分だけアメリカの銀行より預金金利が低くなるということです。
海外銀行の口座を持っているが、長らく利用していないことにより凍結されてしまっている方は、凍結解除手続きをして是非利用再開をしてみてはいかがでしょうか。
まだ海外銀行に口座をお持ちでない方は現地渡航することなく口座開設をすることができる海外銀行もいくつかあります。この歴史的な円安を機に是非海外口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
海外銀行のお手続きでお困りの場合、弊社でサポートさせて頂きますので、お気軽にお問合せくださいませ。