日本の銀行通帳の英訳

こんにちは。2回目の緊急事態宣言が発動されて2ヵ月近くが経ち、徐々に新規感染者数が減ってきましたね。本当に早く感染者数が減り、平穏な日常が戻ることを願うばかりです。

さて、HSBCやスタンダードチャータード銀行、シティバンクなどの海外銀行に口座開設をしたり、海外法人設立、外国の居住権や留学などで必要なビザの取得の際に、英文の資金証明を求められることが多々あります。

一般的には、メインバンクとして利用している銀行の支店に出向き、「英文のBank statement」の発行申込をすれば、2日から10日ほどで発行してくれます。ゆうちょ銀行であれば、英文の残高証明書をその場で発行してくれます。

しかしながら、入出金明細や取引明細といった、過去の資金移動がわかる明細については、日本語での発行のみで、英文での発行はどの銀行もしてくれません。この点では日本の銀行はまだまだワールドスタンダードではないと感じてしまいます。

資金証明のみを求められているのであれば、英文の残高証明書でことは足りますが、過去の取引明細を求められている場合は、残高証明書だけでは手続きを受け付けてくれません。

この場合、翻訳業者に英訳を依頼し、公証役場でnotaryかアポスティーユを取得しなければなりません。弊社では通帳などの銀行の書類を英訳する業務も受け付けておりますので、ご必要な方はお気軽にお問合せ頂ければと思います。